家賃が払えない!!!?
この記事がおすすめな人
・退職したが、仕事が決まっていない人
・家賃を払うお金がない人
※どちらも就労できることが条件になります。
2021年子供が生まれた私達一家は大変ながら幸せな時間を過ごしておりました。
しかし、私のうつ病が悪化し、仕事を退職することになりました。
過去に傷病手当金を満期間受給していたため、頼ることはできませんでした。
来月から給料がない。。。やばい。。。
失業給付金を受け取ることができるが、自主退職のために受け取るまで時間がかかる。。。
家賃が払えないやばい。。。何かできないか。。。調べたところ。。。
ありました!!!!!
住居確保給付金
正直この制度が無かったらやばかったです。
退職し、お金がなくて家賃が払えないくて困っている方の助けになるように、
受給までの流れついて説明しようと思います。
私は足立区に住みのため足立区での申請方法をベースに書いていきます。
私はこの制度に関する柔らかい情報が少なく手続きに苦労しました。
足立区にお住まいの方、または他の地域での方の参考になれば幸いです。
今回の制度は就労する意思があることがキーポイントになります。
住居確保給付金とは
仕事を辞めたことをきっかけに住まいを失った人もしくは、
住まいを失うおそれのある人に対し、就労支援をしながら一定期間、
家賃相当額を助成することを目的とした給付金です。
給付対象
次のすべてに当てはまる方が対象です。
- 離職等又はやむを得ない休業等により経済的に困窮し、住居喪失者又は住居喪失のおそれのある者であること
- 申請時において、離職、廃業後2年以内又は就業している個人の給与その他の業務上の収入を得る機会が当該個人の責めに帰すべき理由、都合によらないで減少し、当該個人の就労の状況が離職又は廃業の場合と同等程度の状況にある
離職等の日又は申請日の属する月において主たる生計維持者だった
- 申請日の属する月における、世帯の総収入(月額)が基準額(表1)に家賃相当額(支給限度額を上限とする)を合算した額以下である【収入要件】
- 申請日における、世帯の金融資産の合計額が基準(表1)以下である【資産要件】
- 誠実かつ熱心に求職活動を行っている
- 国の雇用施策による貸し付け(職業訓練受講給付金)、および地方自治体などが行う類似の給付を受けていない(同一生計の世帯員を含む) ※ただし、令和3年6月11日から令和4年12月31日までの間に住居確保給付金の申請をした方に限り、住居確保給付金と職業訓練受講給付金との併給を可能とする
- 申請者および申請者の世帯員が暴力団員でない
表1基準額
世帯人数 総収入(月額) 総預貯金額 単身 84,000円 504,000円 2人 130,000円 780,000円 3人 172,000円 1,000,000円 4人 214,000円 1,000,000円 5人 255,000円 1,000,000円 6人以上の世帯はお問い合わせください。
つまり、
- 仕事を適応障害や、うつ病などで退職している
- 申請時に仕事を辞めたことで、経済的に困窮している
- 仕事をすることで主に生計を維持していた
- 申請する月における世帯で稼いでいる額が上記表1以下である
- 申請日における貯金額が表1以下である
- 転職活動頑張っている←大事
- 職業訓練受講給付金および類似の給付金をもらってない
- 暴力団員ではない
簡単にしたつもりですが、読む人からすれば同じこと2回書いてるだけです。。。
ご容赦くださいませ。
ここからは私がどのように受給したかを書いていきます。
経験談
※あくまで経験談です。受給の際はお住まいの地域の担当者に確認してください。
給付対象者か確認
主たる生計を立てていた私が仕事を辞めたため、まずは以下の項目を確認しました。
- 申請する月における世帯で稼いでいる額が上記表1以下である
→妻が育児休業給付金を給付していたものの、クリアでした。
- 申請日における貯金額が表1以下である
→情けないですが、貯金額は問題なくクリアでした。
しかし、申請の月にコロナ感染症になったため保険が降りる予定でした。
- 申請する月における世帯で稼いでいる額が上記表1以下である
この金額を超えてしまうことになりそうでしたが、保険による収入は対象外だったようです。
ここで、要件を満たすことを確認できました。
書類の準備
離職や休業等に伴う収入の減少により、住居を失うおそれが生じている方に住宅費を支援(住居確保給付金事業)|足立区
ホームページから印刷
- 生活困窮者住居確保給付金支給申請書
- 住居確保給付金申請時確認書
- 入居住宅に関する状況通知書
コピーして提出
- 個人番号カード
- 雇用保険被保険者離職票
- 賃貸借契約書の写し
- 公共職業安定所から付与された求職番号
- 直近3ヶ月の収入確認できる書類(3月受給の場合12月〜2月)
- 通帳のコピー
- 入出金明細が表示されるアプリの画面のコピー
- キャッシュカード
- 申請日の貯金額
- 家族全員の通帳のコピー
大変だったのが、入居住宅に関する状況通知書です。
この書類は不動産屋さんに依頼する必要があります。
返送されるまでに時間がかかる可能性があるため早めの行動が必要です。
実際返送までに時間を要しました。
私が心配性な性格です。
この書類を書いてもらうことで今後住むことに何か問題が出るのでは無いかと漠然的な不安がありました。
しかし、書類を準備してもらうことは今後住むことに対してなんの問題もありませんでした。
不動産屋は家賃の支払いが途切れることなくされることが重要だからです。
- 公共職業安定所から付与された求職番号
私は同じタイミングで失業給付を受けるためにハローワークに行っていたため持っていました。
給付条件にある、
転職活動を頑張っている=ハローワーク利用しています
となります。そのため、
- 公共職業安定所から付与された求職番号
は、必然的に持っていることになります。
- 直近3ヶ月の収入確認できる書類(3月受給の場合12月〜2月)
私は準備する期間の書類を間違えたため再提出に行く羽目になりました。
ご注意ください。必要期間は問い合わせて確認することが一番です。
書類が整ったら、お住いを管轄する施設へ郵送してください。
私の場合は福祉課へ送付しました。
お住まいの地域ごとに異なる可能性があるので確認してください。
まだまだ続く手続き
郵送し、私は一安心していましたが、書類の不備があり呼び出しされました。
郵送で対応と書いてあっても結局担当する施設へ何度も通うことになりました。
そのため、書類準備のタイミング、郵送後などしつこいぐらい電話で連絡したほうが、
スムーズな手続きが可能です。
また、面倒だったのが、「転職活動頑張ってます」についてです。
準備書類以外に福祉課へ行ったところ、福祉課で独自の転職活動の書類がいると言われ手渡されました。
ハローワークで転職活動の相談以外に、福祉課でも転職活動の相談が必要となると福祉課へ行き初めて言われました。
加えて担当者から「3回相談がいります」とその時初めて聞くことになります。
福祉課の担当者へ相談したところ、福祉課にて日時を予約し3回転職活動について相談しに行きました。
この相談はすべて別日で行う必要があります。書類準備しつつ相談の予約を取ることをおすすめします。
私は転職エージェントを使用しているため、現在の転職活動状況を伝えるだけの簡単なものでした。
この過程を経てなんとか審査にたどり着きました。
気づいたら1ヶ月近くかかっていました。
本当にすべて前倒しで申請をおすすめします。
審査後
審査が終わると、審査結果の書類が届きます。住居確保給付金は家賃振込先へ直接振り込みがされます。
そのため、
家賃 ー 住居確保給付金 = 支払額
を、家賃振込み先へ振り込む必要があります。
振り込みの日時などは不動産屋と相談になりました。
振込日の確認も終わり、無事、住居確保給付金も降り家賃による心配の必要がなくなりました。
感想
ここまで本当に長かったです。
そして、疲れました。本当なら症状が強く出ている状況でやれることでは無かったと思います。しかし、私の場合頼れる人もいないため頑張るしかありませんでした。
どうか、無理しなくていい人は無理なさらないようにしてください。
まとめ
うつ病や、適応障害で苦しいタイミングかもしれません。お金の心配があっては心もゆっくりできません。できる限りのことはやってゆっくり休養されてください。
この情報で誰かが救われれば私の苦労も報われます。
長い文章最後まで読んでくださりありがとうございます。
質問がある方は、コメントください。
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